リーダーは人を動かすのが仕事です
部下を動かすには、高い志(夢、ビジョン)とパッション(熱い思い)を「本気」で部下に伝えることが大事なことです

日本電産の永守会長の有名な言葉を紹介します
人の能力は1.5~2倍の差しかないが、人のやる気には100倍の差がある!仕事成果を出す人はやる気のある人であり、能力は二の次であると言ってます。やる気のある人とは夢が多い人であり、一生懸命に働く人、目標を持っている人です

更に永守会長は次のようなことも話されています。1人の100歩より100人の1歩が大事!であり、会社は、社長(リーダー)が一人頑張る(100歩)よりも、社員(部下)の一人ひとりが1歩(やる気)を踏み出すことが大きな力となると言われています

企業が勝ち残るための2つの資産とは、①顧客からの信頼、安心、満足②従業員のやる気です
(よくある話)
あなたは、部下のやる気の芽を摘んでいませんか
(サラリーマン川柳より)
やる気を出せ!というあなたがいるから、やる気が出ない! 

以下の段落はドラッガー「マネジメント」より引用し編集しています

ドラッガーは「企業にとって人的財産が最大の財産である」と言われます。

労働生産性を向上させる事は企業の最大の課題です
労働生産性を向上させるには分母を減らすか、分子を増やす事が必要です
分母をを減らすには人員削減するか、工数を削減するか、人件費を削減するという人(従業員)にメスを入れる施策であり、経済が低迷している時の「守りの経営スタイル」であると思います。この施策の考えの基本は、人は「コスト」という考えとなります

一方、同じ分母(同じ人員、同じ工数)で分子を増やすには、従業員の能力発揮に期待するという考えで、これは人材は競争力の源泉という考えであり「攻めの経営スタイル」と言われています

やる気アップの4つのキーワード

部下のやる気をアップさせるには次の4つのキーワードがあります。リーダーはこの4つのキーワードを心に刻んでおくことが必須であると思います。何度も読み返して自分の心に刻み込んでください

リーダーは、夢を作り、その夢を部下に語っていくのが第一の仕事です。明確な方針を示し具体的な指示を与えることで組織は活性化するのです。部下は将来の夢、ビジョンを聞けば、今は苦しくても「頑張ろう」という気力が湧いてくるのです
リーダーが「夢」を失った時、あなたの会社(職場)は老いる!
リーダーは会社(職場)の将来の夢やビジョンを作り、部下に語り続けることがリーダーの重要なマネジメントです。日本の著名な経営者はこのことをきちっと実行されています。しかし作っただけではダメで語り続ける事が大事ですが、実はこれが結構大変なことなので多くのリーダーが語り続ける事を手抜きするのです

働き甲斐とは、①人に必要とされる②人の役に立つことであり、その結果③ほめられることです。

あなたの職場には、きょう1日の仕事に対して「よくやったね!」という仕事の成果を認める仕掛けがありますか?仕事の成果をほめる仕掛けがあります?仕事の成果を喜ぶ仕掛けがありますか?

一般的には、作業指示をしても指示のしっぱなしであったり、部下が報告してきても「ご苦労さん」だけで済ます事が多いのではないでしょうか?作業者は作業日報で報告しても「そこに置いといて!」で済ます事も多いのではないでしょうか?
報告してきたら即、内容を見て計画以上の実績であったら「よくやったね!有難うね!」と声を掛ける事です。この一言で部下はやり甲斐を感じて、夜に美味しいビールが飲めるのです。部下が夜に美味しいビールが飲めるマネジメントをしましょう!

人は「あなたが大切だ!あなたを必要としている」と言ってもらえるだけで頑張ってやっていけるものです。「挨拶」で生産は20%は上がるものです。しかし儀礼的なあいさつは駄目!相手に伝わる「挨拶」に心掛ける事です。できたら相手と目線を合わせて挨拶する事をお勧めします。一般的には相手と目線もあわせないで儀礼的な挨拶が横行しています

顔合わせはココロ合わせ!ココロ合わせは力合わせ!です。リーダーが朝一番にやることは、パソコンや書類を見るのではなく、機械の状態を見るのではなく従業員一人ひとりの顔をみて、声をかけて歩くことが大事です。相互信頼(リスペクト)、相互助け合い、人間尊重(チームワーク)が出来ていない職場では、従業員の礼儀作法やしつけができていません。
従業員が挨拶をしない!従業員の表情が暗い!笑顔がない!従業員の動作が緩慢である!従業員の服装が乱れている!(身だしなみが悪い!)
こんな職場では、従業員のやる気や気力は低いものです。私は企業研修を始める前には会社内を見学して、こういった職場の風景を観察し研修指導のポイントにしています

君を必要としている
ここまで来たのは、君のお陰や!
これは究極の働き甲斐のある言葉ですね

「和」がないところに「成果」は期待できません!
職場(チーム)がより大きな成果を出すには、よい人間関係やチームワークが大切です。「和」とは単に仲良くすることではありません。「相互信頼」「相互の助け合い」「人間尊重」といった関係を作ることです

薩摩の民の団結がなければ
薩摩は英国に滅ぼされてしまう!
これは薩摩のお殿様が民に語った言葉です

ノウホワイの仕事術は日本能率協会利用から引用し編集しています

人は人に命令されたり説得されたりしてもなかなか行動しないもので、人は納得しないと動かないものなのです。「人を動かす」とはどうゆうことなのでしょうか?
人を動かすとは人のココロを動かすことなので
ノウハウは「こうやれ!ああやれ!」という頭ごなしの行動の押しつけであり、新人や初心者向けのマネジメントです
ノウホワイは、なぜやるのか?をしっかりと説明し、そのことを理解すると合意と共鳴が生まれるというマネジメントです。なぜやるのか?という「動機づけ」をして相手のココロを動かすのです。ノウホワイの仕事術は、心の底から納得し共鳴するという「動機づけ」をするベテラン向けのマネジメントです

納得づくの仕事術は手間がかかります。しかし手間を掛ければかけるほど納得性は高まるのです。
納得づくの仕事術は相手を大切にする仕事術であり相手の力を信頼する仕事術です。相手をその気にさせて動いてもらうためには、相手に納得してもらう必要があるのです。納得づくの仕事術は相手のココロを動かす仕事術です

参考までに無印良品のノウホワイの仕事術をご紹介します。詳細は別項「ノウホワイの仕事術」をご参照ください

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