部下を動機づけ、部下を上手に動かせる「人使い上手」は、リーダーとして一番大事な要件です
“人使い上手”になるための心構えは、・・・・
部下を力づくで動かそうと思わないこと
リーダーは、ぐいぐい人を引っ張っていく人とか部下に強く指示をする人というイメージがあって、つい力づくで部下に指示しようと思う傾向があります。「私の指示に従ってやってください!」「私の言う通りにやってください!」では、表面上はリーダーの言うことを聞いていますが、効果のでる実行はできないものです。人は納得しないことには心底から動かないものです。部下を納得させるには、別項の「ノウホワイの仕事術」をマスターしてください
部下を変えようと思わないこと
動かない部下、やる気のない部下、使いにくい部下を力づくで変えようと思ってもなかなか変わってくれないものです。まずは自分自身が先に変わっていくことです。あなた自身が部下に対する見方を変える事が大事です。自分が変われば部下も変わり始めます。そして何よりも大事なことは、部下の欠点ばかりつつかないで、どこか良い点はないか?「良いとこ探し」をすることです。その部下の長所を探していくと欠点は見えなくなり、やがて部下との関係も良くなっているはずです。そうなれば黙っていても部下は動いてくれるものです
今、何をしなければならないのか?を常に部下に語っていく
◆1年後3年後の会社の方針や職場のビジョンを作り語り続ける
◆今期の目標を明確にし語り続ける
◆週報で現状の進捗と問題点を判りやすく説明する
これらのことは、部下に対する動機付けであり、これらの事を説明なしに新しい仕事を指示するとやらされ感がでてきてうまくいかないものです
自分の力を過信して頑張りすぎないこと
リーダーの習性として、自分一人で頑張り過ぎることがあります。リーダーが一人で頑張れば頑張るほど、周りの部下は白けてきます。リーダーは、部下に支えられているのだ!助けられているのだ!と思うことが大事です。部下の力を気軽に借りれるリーダーになることです
部下の話に「聞く耳をもつ」
聞く事は相手への最大の心遣いです。リーダーは、話すよりも聞くことが大事です
喜ぶ気持ち、嬉しい気持ち、感謝の気持ち
部下の仕事成果に対し、喜ぶ気持ち、嬉しい気持ち、感謝の気持ちを持つことが大事なのですが、これがでるようでできないものです。つい、仕事だからやって当たり前のことと思ってしまうのです。当たり前と思う気持ちを感謝の気持ちに変えることが大事です。そしてその感謝の気持ちを表に出す事が大事なことです
任せて、任せず
信頼して任せることが大事です。仕事を部下に任せても放任しない事が重要なことです
任せた後は仕事がうまく運ぶように推進状況をしっかりとフォローししっかりサポートすることです。
部下に仕事を任せた時にうまくいくようにフォローすること、成果が出るようにサポートすることです。しっかりとフォローをしましょう!そして成果が出たときは部下の手柄にすることです。「お前が頑張ってくれたお蔭だ!」と感謝することですね!
部下を使うための基本精神(トヨタウェイに学ぶ)
部下を使うための基本精神が「トヨタウェイ」に書かれています。トヨタウェイの中から特に心すべき事を3つご紹介します。トヨタウェイは別項「トヨタウェイに学ぶ」で詳しく書いていますのでご覧ください
(部下を使うということは・・・)
人間の一生というのは、何時間の集まりだから、1時間という時間も一生、すなわち命である。
従業員は、自分の一生のうちの大事な時間を会社に提供してくれるわけだから、有効に使わなければ、命を無駄遣いすることになる
(一人ひとりを大切に)
人はだれも、課題を自律的に達成していく創造力がある。メンバーの人間性を尊重しこれを引き出すよう努める。作業者ひとりひとりが幅広い技術・技能を体得することを通じ、生産現場のトータルシステムを作り上げることに参画し、重要な役割を演じてもらう。それこそが生きがいに通じるものであろう
(1+1=3~5、チーム力を高めよう)
創造性ある個々人がチームとして共鳴しあって働くことで、個人成果の総和以上の成果を上げることができるはずである。個人を尊重しながら、チームとして価値観を共有し、和の意識を持って働き、個人成果の総和を上回る成果を実現する。
オーケストラも販売も、人のつながりが基本という点では同じ。燃える集団を作れば成功する
部下を使う立場の人はトヨタウェイのこの三つの言葉を何度も何度も読んで、心に刻み込んだほうがいいと思います
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