トヨタの職場管理の基本から引用します
トヨタの職場管理の基本は、
1.異常を早期に見つけること! 
2.ムダを見つけること!
3.作業指示をすること!

この章では「効果的な作業指示のやり方」について説明します 
成果を出すには仕事の基本が大事です。仕事の基本とは、指示⇒実行と報告⇒確認と評価のルーティンです。実はこの基本的な仕事があまりうまくやっていない事が多く見受けられます

指示:一般的に仕事の指示は弱くてあいまいな指示が多い
報告:リーダーは部下に報告させることが下手で時には報告なしでもOK!報告がない時は部下に聞きに行くこともあります
確認と評価:これが多くのリーダーで殆どできていないのです。報告されたことを確認しても評価まではなかなかできていません。確認と評価をシッカリとやる事が仕事成果に繋がってくるのです

指示⇒報告⇒確認と評価の基本ルーティンをしっかりやりましょう

終業後には、
ワイガヤ基地で作業実績を報告します
職場ミーティング

ワイガヤ基地で、指示⇒報告⇒確認と評価の基本ルーティンをしっかりやる事が仕事成果に繋がります

終業後に
ワイガヤ基地のボードへ
実績を記入(報告)する

作業指示しっ放しで、その後のフォローがないはダメ!

仕事の基本ルーチンは、指示⇒報告⇒結果の確認と評価ですが、実はこれがなかなかできていない事が多いです。私の研修でもうまくやっている職場は殆どありませんでした。あれをやれ!これをやれ!と指示をしても報告を求めない上司が多いものです。指示の連発や言いっぱなし、あれもこれもと欲張り過ぎて言いっぱなしが多くなるのです。指示の乱発を受けると部下はやがて指示されたことを軽く流していくのです

指示されたことをやって報告しても何の反応もない!報告させっぱなし!の上司も多くいます
仕事の結果は良かったのか?良くなかったのか?悪かったのか?部下はさっぱりわからない

大事なことは、「結果の確認と評価」です
これが「心のつながり」(信頼関係の構築)に繋がっていくのです

指示⇒実績の報告までは、仕事の繋がりです
実績の報告を受けたら、しっかり確認して評価し「ありがとう!よくやってくれたね!」とねぎらいの言葉をかけることが大事なことです
これが心の繋がりとなります

部下はリーダーから感謝されて嬉しい!と思い、満足感で帰宅し、夜に美味しいビールが飲めるのです。リーダーは、部下がその日の夜に美味しいビールが飲めるようなマネジメントをする事です

結果の確認・・・大きな成果ばかり追わないで、小さな成果を見つける努力をする!

あれがあかん!ここがダメ!なんとかしろ!それがお前の仕事だろ!こんなことばかり言っていたって、部下の気持ちは動かないし部下は行動しないものです!
昨日よりも少しでも良くなったら、そのことを認める!ほめる!事が大事なことです。目標の姿には及ばなくても、これまでより少しでも良くなったら、認めてほめる!感謝する!・・・これが大事な事です

ダメは上司は部下がやったことが見えていない人です。部下の小さな改善が見えない人は、高みを望み結果ばかりを求めすぎる人です。高みを望み過ぎる人(=大きな期待を求める人)は部下がやったことが見えない⇒だから認められない⇒だからほめられない!
そんな上司の下では、部下は動こうとしません!

部下がやってくれた小さな改善を見つける事ができる上司になることです。部下がやった事はどんなに小さなことでも、小さな成果を見つけて(=認める)、ほめる!アドバイスする!そして動いてくれたことに感謝することです。小さな改善の積み重ねが大きな成果を生むのですからね!

塵も積もれば山となる!貯金もコツコツ貯めていけば、気が付いたときには大金になってるのだからね!

仕事の実績を記入(報告)する
実績報告を
確認・評価する

結果の確認・・・問題があった時に一緒に考えられる上司であれ

仕事がうまくいかなかったときには、その結果を責めるのではなくて、どうしてうまくいかなかったのか?なぜ問題が起ったのか?
これからどうしたいいのか?を一緒に考えられる上司であるかどうか・・・これも上司の器である

問題が起った時、仕事が思うようにいかなかった時、
◆一緒に考える力がない上司は、怒るしかない!
◆力がある上司なら、部下と一緒に考える事ができる

問題が起った時、仕事がうまくいかない時は、部下も悩んでいる時である。そこで「もっと頑張ってやれ!」「シッカリ考えろ!」と言ってところで解決するものではありません

一緒に考えて、助言する!これが協働です。そしてうまく言ったら「俺の言ったとおりだろ!」ではなくて、「よかったね!よくやったね!」その一言が次のやる気に火を付けるものです。  

部下からの日報や報告資料はコメントを付けて返却する事!

仕事の基本ルーチンは、指示⇒報告⇒結果の確認、評価です。営業日報や業務日報に詳細なことを書いても、上司が「ノーコメント」で済ますことが多いが、これは論外なことでダメ上司のやることです。部下が日報を書いてきたら、必ず確認して評価し指導ポイントを書いて返却することです

報告のさせっぱなし、報告の受けっ放しで、報告したのにも関わらず上司から反応がないと部下は報告することが億劫になるし報告書を書く気力を失わせます

部下からの報告に対するレスポンスが早く、的確であれば部下の仕事のレベルは上がり仕事のスピードは速くなるものです。スピーディな確認と的確な評価・コメントは、部下育成の大事なツールでもあります
そしてココロすべきことは口頭で報告してくる部下に対しては、目線を合わせて聞く事、決して片手間で聞かないことで

確認と評価に力を入れると上司と部下との心の繋がりが深まります

心が繋がれば仕事成果は飛躍的に上がります。確認と評価は手間がかかる事ですが、仕事成果を上げるにはここに手間を掛けることです。トライしてみてください!きっと何かが変わり始めますよ!

的確な作業指示をするために、職場にワイガヤ基地を作ろう!


指示⇒報告⇒確認・評価を効果的に進めるには、ワイガヤ基地が一番いいと思います。私の企業研修では、研修当初に各職場にワイガヤ基地を作っていただいております。私が薦めるにワイガヤ基地を紹介しましょう 。尚、ワイガヤ基地については、別項「ワイガヤ基地を作ろう」で詳しく述べていますので参考にご覧ください                                 

指示⇒報告⇒確認・評価を効果的に進めるには、
ワイガヤ基地が一番いい!

ワイガヤ基地は、活力、没頭、熱意を喚起させる絶好の場所
ワイガヤ基地は、和を大事に
チーム力を高める楽しい場所
・・・改善力アップ

ワイガヤ基地は、職場のみんなで情報や問題を共有する場所
ワイガヤ基地は、職場のみんなが参画しやすくする場所

・・・全員参加が基本

ワイガヤ基地で掲示物を見ながら、
職場ミーティングをする

ワイガヤ基地で、仕事を指示する⇒実績を報告⇒実績確認をする
ワイガヤ基地で考える! 
ワイガヤ基地は、成果を出す戦略基地である  
     

ワイガヤ基地とは、
職場の皆が、そこでワイワイガヤガヤ話をする場所のこと
(生産のこと、品質のこと、安全のこと、サークルのこと等)

そこへ行くと、現場のすべての事が判る 
(現場の情報がすべてリアルタイムに判る場所)
社長も、部長も、課長も、みんなワイガヤ基地へ行くと、職場のことがすべて判る
情報が共有できる場所

ワイガヤ基地にはすべての情報が掲示されている

「確認・評価が大事!」に対する自己点検

自己点検をしましょう

仕事の結果を確認し評価することが大事
社長や部長がワイガヤ基地を訪問したら、
必ずコメントを残す事で
職場のやる気がアップする

続きは、こちら▶

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