*色々なアイディア(知恵)が浮かぶ人
*アイディア(知恵)がなかなか浮かばない人
・・・この違いは何でしょうか?
馬上(ばじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)で考える
・・・外山滋比古著「思考の整理学」より引用しています
馬上(ばじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)とは、時間や場所、空間・環境などを変えて考えてみることである
馬上(ばじょう)・・・車の中、電車の中で考える
人は、移動速度に応じて、見るもの考えることが異なるといわれています。
その理由は、移動速度によって見えるものが異なるからです。
アイディアに行き詰ったら、移動速度を変えてその途中に考えてみることです。
◆徒歩(散歩)で見るもの、考える事
◆自転車に乗って、みえるもの、考える事
◆車に乗ってみえるもの、考える事
◆飛行機に乗って見えるもの、考える事
アイディアに行き詰ったら、思い切って高速道を走ってみることです
枕上(ちんじょう)・・・ふとんの中で考える
今日考えていてもいいアイディアが浮かばなくても、一晩寝て、朝起きると、いいアイディアが浮かぶことがある
厠上(しじょう)・・・・・トイレの中で考える
特に、一晩寝て、トイレの最中で、今まで悩んでいた事の解決策が浮かんでくることがある
いい知恵やアイディアが出ない時は、 自分の置かれた状況を思い切って変えることである
思い悩んだら、会社や仕事から離れて、自分の身を浮く事が大事な事である
アイディア出しのコツは、「水平思考」で・・・
水平思考は、故竹村健一さんの言葉より引用しています
水平思考とは、一般的に縦方向からみるものを、横から目線で眺めることである
別の角度から眺めると、又違った景色が見える
環境を変えてみると、いままでとは違ったように見えてくる
正面から見る ⇔ 上から、下から角度を変えて眺めてみる
◆こちらから見る ⇔ 向こう側から、反対側から眺めてみる
◆上から見る ⇔ 下から眺めてみる
◆たて方向から見る ⇔ 横方向から眺めてみる
◆鳥の目でみる ⇔ 虫の目で見る
◆歩きながら考える ⇔ 新幹線から車窓を見ながら考える
◆職場で考える ⇔ 家、旅先でリラックスしながら考えてみる
◆真面目に考える ⇔ 怠け者目線で考える
◆自分の眼で見る ⇔ ビデオカメラを通して見る。フォーカスすると見えないものが見えてきます
アイディア出しの源泉は、怠け者の発想をすること
この仕事はつらいなあ! しんどいなあ! この台車、重いなあ! この荷物、重いなあ!もっと楽にできないかなあ! と思うことがアイディア出しの源泉になります。仕事だからしょうがないね! 怠け心を出すんじゃないよ! といっていたらアイディアなどでてきません!
「怠けココロ」からいいアイディアがでるものです
従業員のボヤキを収集する事が大事。
従業員の声を拾う中にアイディアが埋もれている事がある
◆ムリだろう! とあきらめている ⇒ もう少し、こうだったらいいのにね!
◆やった試しがない ⇒ やって見せて、あいつの驚く顔をみてみよう!
◆やってもうまくいかないだろう!
⇒うまくいかないことを前提にやらないと、大したことはできない!
改善の発想は、次の4つの視点で考える事です
◆排除・・・やめれないか
◆統合・・・一緒にできないか
◆入替・・・順序を変えれないか
◆単純化・簡素化・・・シンプルにならないか
アイディア出しの源泉は「当たり前」からの脱却
歯医者は、歯が痛くなったら行く所! と思うことは当たり前のことですが、歯医者は、虫歯を予防する所と思ったことがありますか!
歯医者は、虫歯を削って、かぶせるのが仕事であるという当たり前から、歯医者は、虫歯を作らない仕事する所だと思える感性が欲しいですね
日本では、交差点には信号があって、車の通行を制御しているのが、当たり前!
英国には、信号のないドーナッツ状の交差点(ラウンドアバウト)がある
「当たり前のこと!」 と思っている事を「これはちょっとおかしいかも?」 と思える感性を身につけましょう!
これが、変えるアイディア”の一丁目一番地! 新しい疑問を持つ事が大事!
これまでの行動やこれまでの考え方から脱却する事が大事な事です
見つめる鍋は煮えない! ・・・外山滋比古著「思考の整理学」より引用しています
「見つめる鍋は、煮えない」 と言うことわざがあります。何か新しい事を考えた時、いいアイディアが浮かんだ時は、一気呵成にまとめないことが大事です!いいと思ったアイディアでも一晩寝かせることです。料理でも、煮物はすぐ食べるより一晩寝かせた方が味がしみて美味しいものです。
アイディアも同じです。一晩寝かせることでアイディアが更に膨らんでくるのです。今日考えた事も 2-3日置くと又違ったアイディアが浮かんできて更にいいアイディアに変わる事がよくあります
真似る!即実行してみる!がアイディア出しのスタートライン
あなたは他社を見学した時に「すごいなあ!」と思いますが、この時にうちでやるのは無理だろうなと思うか、うちでもやってみよう!と思うか、ここに大きな違いがある!
これはすごいなあ!こんなことができるといいなあ!と思った事は、これは自分には無理だ!できないなあ!と思わないで、先ずは真似てみる!そのままでムリなら、少しアレンジしてやってみる!ここが勝負の分かれ道です
うちでもやってみよう!真似てみよう!と思う気持ちがあるとテレビをみていても色々と参考になる事やヒントになる事がありますよね
対岸の火事!の考え方はダメ!・・・自分の仕事には、全く関係がないや!と思う事
他山の石!と思える考え方を持て!・・・自分の仕事に関係がないようなことも自分の仕事の参考にならないかなと考える事
金持ちになる男、貧乏になる男・・・スティーブ・シーボルト著より引用しています
この本で「男」を、会社/社長/リーダーと置き換えて読むと、ハッとさせられることがあります。そういえばそんな考え方をしたことがあるよね!と誰でも思い当たるふしがあるのではないでしょうか
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